2022年8月7日(日)、新潟競馬場11RでレパードS(G3・ダート1800m)が行われます。
レパードSは過去に10勝を挙げたホッコータルマエ、ドバイG・ドバイワールドカップで2着に入ったトランセンドなどダート界の名馬を輩出しています。
今年は、弥富特別で後続に8馬身差をつけて勝利したタイセイドレフォン、前走Jpnのジャパンダートダービーで4着に入ったハピ、東京大賞典を4連覇中のオメガパフュームの半弟ホウオウルーレットなどが出走を予定しています。次世代のダート界の主役を狙う3歳馬たちが集結しました。
この記事では、血統傾向からレパードSで狙える馬をご紹介します。
過去5年間のレパードSの血統傾向
○父サンデーサイレンス系の成績は【2‐3‐2‐18】
各年での父サンデーサイレンス系の出走頭数と馬券圏内頭数は以下のとおりです。
※レース年、出走頭数、馬券圏内
2021年 4頭 2頭
2020年 4頭 1頭
2019年 5頭 0頭
2018年 7頭 2頭
2017年 5頭 2頭
このうち、父が芝2400m以上の重賞勝利があるサンデーサイレンス系で、自身がOP(リステッド含む)及び2勝クラスでの連対経験がある馬の成績は【2‐1‐1‐1】
※レース年、出走頭数、馬券圏内
2021年 2頭 2頭
2020年 2頭 1頭
2019年 0頭 0頭
2018年 1頭 1頭
2017年 0頭 0頭
今年の該当馬:ハピ
父はキズナで、昨年3着入ったレプンカムイもキズナ産駒でした。母クイーンパイレーツは中央で1戦し、未勝利に終わっていますが、母父キングカメハメハは2019年1着・ハヤヤッコ、2018年3着・ビッグスモーキーの父としてレパードSで活躍馬を出しています。
血統面の適性は高いといえます。
デビューから3連勝で挑んだ前走のジャパンダートダービーは4着とし、初めての敗戦を喫しています。レース運びは後方から直線で一気に差してくる戦法で、これまでの4戦では、全て上がり最速の脚を繰り出しています。
前々走の鳳雛S(L)では、レパードSでも上位人気が予想されるタイセイドレフォンに2馬身差をつける完勝でした。
ダート1800mでは3戦3勝であり、新馬戦と鳳雛Sで左回りも経験しています。
大久保龍志厩舎は、ドバイG1・ドバイWCで昨年2着、今年3着に入ったチュウワウィザードや昨年秋に主戦場を芝からダートに変更してから4連勝を飾り、今年のアンタレスステークスで2着入ったグロリアムンディら、ダートの活躍馬が在籍しています。
ダートのノウハウは豊富な厩舎です。
○エーピーインディ系、中でも近年はパイロ産駒が活躍
過去5年のパイロ産駒の成績は【1‐1−1−3】。
馬券圏内に入った3頭はユニコーンS3着のケンシンコウ、2勝クラスを勝利したブランクチェック、ジャパンダートダービー2着のデルマルーヴルと、ダート重賞もしくは古馬相手の2勝クラスでの実績がありました。
パイロと同じエーピーインディ系の産駒は、2013年1着・インカンテーション、同年2着・サトノプリンシパル、2016年3着・レガーロが馬券圏内に入っています。この3頭も1000万下(現在の2勝クラス相当)勝ち、全日本2歳優駿2着の実績がありました。
サンデーサイレンス系同様、実績も兼ね備えたエーピーインディ系が狙い目です。
今年の該当馬:ラブパイロ—
パイロ産駒で、前走Jpnの関東オークスで2着に入り、重賞でも実績を残しています。
連対した3戦は逃げていて、自分の形に持ち込めるかがカギになります。
上述のとおり、芝長距離実績のあるサンデーサイレンス系の産駒が活躍しています。ラブパイロ—は重馬場の芝2000m・ミモザ賞を勝利しており、スタミナが求められるタフな馬場にも対応ができます。
鞍上は、ミモザ賞でもコンビを組んだ野中悠太郎騎手です。ラブパイロ—の持ち味を活かした騎乗に期待です。
今週の勝負レースの予想は
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