【札幌記念】血統傾向からヴァイスリージェント系を持つ馬が馬券を独占する?推奨馬3頭を紹介

競馬予想

2022年8月21日(日)、札幌競馬場11Rで札幌記念(GⅡ・芝2000m)が行われます。

札幌記念は比較的荒れないレースであり、過去10年で1番人気が【0-5-3-2】と勝ちきれないものの、複勝率が80.0%と高水準です。2015年には1~3番人気が馬券圏内に入らず、三連単配当が233,540円と高配当になりました。今年は昨年の覇者ソダシ、5連勝で今年の金鯱賞を制したジャックドール、ドバイターフの勝ち馬パンサラッサ、香港ヴァ―ス2勝のグローリーヴェイズ、昨年のオークス馬ユーバーレーベンなど豪華メンバ―が集結し、堅い決着になるのでしょうか。

この記事では、過去の札幌記念の血統傾向から注目の馬をご紹介します。

過去5年間の札幌記念の血統傾向

○父、母父にヴァイスリージェント系の血を持つ馬
 2018年以降(2017年に上記該当馬出走なし)4年連続で連対しています。

 2018年1着サングレーザー(母父Deputy Minister)
2着マカヒキ(母父フレンチデピュティ)
 2019年2着サングレーザー(母父Deputy Minister)
 2020年1着ノームコア(母父クロフネ)
 2021年1着ソダシ(父クロフネ)

出走頭数は5頭(サングレーザーは2年連続連対)でそのうち4頭が2着以内に入っています。ヴァイスリージェント系のスピード能力が活かされるのだと考えます。

○父・欧州系ミスプロもしくはノーザンダンサー系
2017年は1~3着が全てキングカメハメハ産駒でした。ハービンジャー産駒も優秀でモズカッチャン、ブラストワンピース、ペルシアンナイトが複勝圏内に入っています。
また、サンデーサイレンス系では凱旋門賞でも結果を残したオルフェーヴル、ディープインパクト(3着入線も失格)の産駒が好走しています。

注目馬

①ソダシ
昨年の覇者で父クロフネはヴァイスリージェント系の種牡馬である。血統は上述のとおり、札幌記念に適していると言えますが、加えて父、母父にヴァイスリージェント系の血を持つ馬で、マカヒキ以外はマイルGⅠで3着以内に入った実績がありました。よりスピード能力が高い馬が好走しやすいと言えます。

今年はパンサラッサが出走し、ハイペースが予想されますが、マイルを得意とする同馬にとって、ペースが速くなることは好材料。歯が折れるアクシデントがあった秋華賞のようなトラブルがなければ、好走する可能性は高いと考えます。

②グローリーヴェイズ
父・ディープインパクト、母は牝馬三冠を制したメジロラモーヌの孫メジロツボネ、母の父はスウェプトオーヴァーボード。
天皇賞春2着の実績があり、スタミナ豊富なイメージがありますが、3歳時には新潟芝2000mで行われた佐渡ステークス(3勝クラス)で1分56秒6の高速時計を叩き出して勝利しています。スピード競馬にも対応できる能力も兼ね備えています。
札幌記念で好走したディープインパクト産駒は、母父がヴァイスリージェント系などスピード能力の高い血統でした。同馬の母父スウェプトオーヴァーボードはスプリンターズステークスを制したレッドファルクスやアイビスサマーダッシュを勝ったパドトロワらを輩出しており、スピード能力に長けています。血統的に札幌記念に向いていると言えます。

同馬の戦歴から外国人騎手が騎乗時の成績が良い点が挙げられます。

外国人騎手(5-2-1-3)
日本人騎手(1-2-0-4)

今回はクリストフ・ルメール騎手が初騎乗します。上記の成績に加えて、ルメール騎手が騎乗して、4、5番人気が想定されているのは馬券的に妙味があります。

③ハヤヤッコ

父・キングカメハメハ、母父クロフネは過去5年の血統傾向から外せない一頭です。母父・ヴァイスリージェント系でマイルGⅠの実績はありませんが、ダートで走っていた馬で、芝1600mの実績がなく未知数です。前走・函館記念では芝・ダート両重賞制覇を飾り、芝での適正も見せつけました。3走前の日経賞では上がり最速の脚で追い込み、5着に入っていて、前走の勝利はフロックではないと考えます。天候が悪化し、函館記念のように重たい馬場になった時にはさらにチャンスが増すはずです。

今週の勝負レースの予想は

こちらのバナーからお受け取り手続

navi-um

コメント

タイトルとURLをコピーしました