【セントライト記念】菊花賞の前哨戦!血統傾向から狙える馬

競馬予想

2022年9月19日(月)、中山競馬場11Rでセントライト記念(G2・芝2200m)が行われます。

セントライト記念は菊花賞の前哨戦で3着までの馬に優先出走権が与えられます。

過去10年で同レース勝ち馬から菊花賞馬になったのは、キタサンブラック1頭のみです。

しかし、阪神競馬場で行われた昨年の菊花賞は同レースで1番人気ながら13着に敗れていたタイトルホルダーが勝利し、3着だったオーソクレースが2着に入っています。

今年も本番は阪神競馬場で、ここを叩き台にして、本番好走する可能性を秘めたレースです。

人気の傾向としては、過去10年で1番人気は(4-3-0-3)。1〜3番人気の馬が馬券圏内に
入らなかったのは、2015年の1年のみです。直近5年間では、1〜5番人気の馬が2頭以上3着以内に入っていて、人気上位馬から馬券を組み立てると的中率が上がると推察されます。

今年は、ダービー3着馬アスクビクターモア、京成杯の覇者オニャンコポン、小倉芝2000mのコースレコードを記録したガイアフォース、前走の山藤賞(1勝クラス)で後続に7馬身差をつけて圧勝したローシャムパークらが出走を予定しています。

この記事では、セントライト記念の血統傾向から狙える馬をご紹介します。

○勝ち馬は、父がリーディング下位のサンデー系、もしくは父・母父が非サンデー系

直近5年間の勝ち馬は、
※開催年、馬名、父、母父

2021年 アサマノイタズラ ヴィクトワールピサ キングヘイロー
2020年 バビット ナカヤマフェスタ タイキシャトル
2019年 リオンリオン ルーラーシップ クロフネ
2018年 ジェネラーレウーノ スクリーンヒーロー ロックオブジブラルタル
2017年 ミッキースワロー トーセンホマレボシ ジャングルポケット

サンデー系が勝利したのは2021年、2020年、2017年の3年です。

ヴィクトワールピサ産駒は重賞7勝中(アサマノイタズラを含む)5勝が非根幹距離。

ナカヤマフェスタ産駒はバビット、トーセンホマレボシの産駒はミッキースワローが唯一の重賞勝ち馬です。

2019年、2018年は父、母父とも非サンデー系の先行馬でした。

両馬とも父が欧州型でスタミナとスピードの持続力に長けた先行馬でした。

非根幹距離のレースであり、根幹距離で活躍していないサンデー系の産駒もしくは、切れ味ではなくスタミナや持続力に優れた父(欧州型)、母父非サンデー系の馬が活躍しやすいレースといえるでしょう。

○ロベルト内包馬

※開催年、着順、馬名、人気、中山実績

2021年 2着 ソーヴァリアント 2番人気 芝2200m(不良)の未勝利戦勝利
3着 オーソクレース 5番人気 ホープフルS3着
2018年 1着 ジェネラーレウーノ 4番人気 京成杯1着
2着 レイエンダ 1番人気 未出走
3着 グレイル 6番人気 皐月賞6着も上がり最速
2017年 3着 サトノクロニクル 3番人気 芝2200の1勝クラス2着

ロベルトの特徴であるスタミナや持続力が要求されるレースであり、ロベルト内包馬がまとめて馬券に絡む傾向があります。人気上位馬と中山実績がある伏兵が狙い目です。

◎血統傾向から狙える馬

アスクビクターモア

牝系にロベルト系を内包し、中山競馬場は(3-0-0-1)の実績があります。唯一敗れた皐月賞では、外伸び馬場の中、2番枠から先手を取り、5着に粘り込みました。

中山芝1800mの未勝利戦を上がり3ハロン最速の脚で勝利しており、非根幹距離で(1-0-2-0)と成績を残しています。母父Rainbow Questは1996年・天皇賞春と有馬記念を制したサクラローレルの父で、スタミナ豊富な血統と言えます。1番人気が予想されますが、実績、血統面から外せない一頭です。

ロンギングエーオ

父スクリーンヒーロー、母父ホワイトマズルという血統で、父、母父とも非サンデー系です。中山芝2200mの未勝利戦では、中団からレースを進めて、3,4コーナー中間で徐々に進出し、直線で力強く末脚を伸ばして勝利しました。

前走・1勝クラスの開成山特別(福島・芝2600m)では、他馬の脚が止まる中、上がり最速の末脚を見せて勝利しました。スタミナ、持続力に長けた馬で、同レースの適性は高いと考えます。

セイウンハーデス

父シルバーステートは現3歳世代が初年度産駒です。シルバーステートは父ディープインパクト、母父ロベルト系のSilver Hawkという血統です。

産駒の重賞勝利はウォーターナビレラが制した芝1400mのファンタジーステークスで、非根幹距離のレースでした。母父は非根幹距離を得意とするマンハッタンカフェです。2走前のプリンシパルステークス(L)は6番人気の低評価ながら、先行して直線しぶとく脚を伸ばし勝利しています。

3着に入った14番人気マイネルクリソーラは父、母父ともロベルト系という血統で、ロベルト内包馬が好走しやすい馬場でした。同レースでも活躍が見込めると考えます。
※プリンシパルS2着と好走しているキングズパレスもチャンスがあるといえるでしょう。

今週の勝負レースの予想は

こちらのバナーからお受け取り手続きを

navi-um

コメント

タイトルとURLをコピーしました