2022年10月2日(日)、中山競馬場11Rでスプリンターズステークス(GⅠ・芝1200m)が行われます。
秋のGⅠ戦線初戦となるスプリンターズS。
今年は、前哨戦のセントウルステークスを勝利したメイケイエール、サマースプリント王者のナムラクレア、マイルG馬シュネルマイスター、春のスプリント・高松宮記念の覇者ナランフレグなどが出走を予定しています。
人気の傾向としては、過去7年間(中山競馬場路盤改修後の2015年以降)で1番人気は(4.0.1.2)と好成績を挙げています。三連単の最高配当は2018年の209,620円で、2・3着に11番人気、13番人気の大穴が飛び込んできました。2桁人気の馬が5頭馬券に絡んでおり、波乱が起きる可能性があるレースです。
この記事では、スプリンターズSの血統傾向から狙える馬をご紹介します。
○スプリンターズS好走馬の血統傾向
※路盤改修後の過去7年間のデータ
【傾向1】父フォーティーナイナー系が3勝と好成績
フォーティーナイナー系であるアドマイヤムーンとスウェプトオーヴァーボードの2頭の産駒が(3.0.2.8)と好成績を挙げています。直近2年間は出走馬がない為、出走機会5年で3勝しています。馬券圏内に入った4頭(レッドファルクスは連覇)は、前走5着以内に入っていました。
フォーティーナイナーのスピード能力を活かせる好調な馬が狙い目と言えます。
【傾向2】国内のスプリントを勝利した血脈を持つ馬
父か母父に国内スプリントを自身もしくは産駒が勝利した血を持つ馬が毎年馬券に入っています。
2021年
1着ピクシーナイト 母父 キングヘイロー【高松宮記念勝ち】
2着レシステンシア 父 ダイワメジャー【産駒高松宮記念勝ち】
2020年
2着ダノンスマッシュ 父 ロードカナロア【春秋スプリント制覇】
3着アウィルアウェイ 母父 キングカメハメハ【産駒春秋スプリント制覇】
2019年
3着ダノンスマッシュ 父 ロードカナロア【春秋スプリント制覇】
2018年
2着ラブカンプ— 父 サクラバクシンオー【スプリンターズS勝ち】
3着ラインスピリット 父 スウェプトオーヴァーボード【産駒スプリンターズS勝ち】
2017年
1着レッドファルクス 父 スウェプトオーヴァーボード【産駒スプリンターズS勝ち】
母父 サンデーサイレンス【産駒春秋スプリント制覇】
2着レッツゴードンキ 父 キングカメハメハ【産駒春秋スプリント制覇】
2016年
1着レッドファルクス 母父 サンデーサイレンス【産駒春秋スプリント制覇】
3着ソルヴェイグ 父 ダイワメジャー【産駒高松宮記念勝ち】
2015年
1着ストレイトガール 父 フジキセキ【産駒春秋スプリント制覇】
母父 タイキシャトル【スプリンターズS勝ち】
過去7年でこの条件に該当する馬は多数いますが、3着以内に入った馬はレッツゴードンキを除き、前走5着以内に入っていました。レッツゴードンキは2走前に高松宮記念2着の実績がありました。
○スプリンターズSの血統傾向から狙える馬
ウインマーベル
父アイルハヴアナザー、母コスモマーベラス(母父フジキセキ)という血統です。父はフォーティーナイナイ—系で、ロベルトの血を内包しており、スピードの持続力が特徴の種牡馬と言えます。現役時代はケンタッキーダービーを制し、その能力が引き継がれ、産駒はダートでの活躍が目立っています。
芝重賞を勝利したのは、同馬が初でした。母父は産駒がスプリント4勝を挙げているフジキセキ。
上述の好走条件に合致しており、予想オッズでは伏兵扱いとなっていることから馬券的にも妙味がある馬です。
トゥラヴェスーラ
父ドリームジャーニー、母父アドマイヤコジーン。
母ジャジャマーチャンは2007年のスプリンターズS覇者アストンマーチャンの全妹という血統です。傾向2に該当します。
前走・高松宮記念4着から約半年ぶりの実戦となります。前走でレース中に鼻出血を発症し、間隔を空けての出走です。
今年の阪急杯は約10カ月ぶりの長期休養明けで上がり3ハロン最速の末脚を繰り出して2着に入りました。休み明けでも実力を発揮できると考えます。
今週の勝負レースの予想は
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