【菊花賞】クラシック最終戦の血統傾向から狙える馬

競馬予想

2022年10月23日(日)、阪神競馬場11Rにて菊花賞(G1・芝3000m)が行われます。

春の主役が不在となったクラシック最終戦。混戦模様の一戦となりました。

セントライト記念で重賞初制覇したガイアフォース、弥生賞を勝利し、皐月賞5着・ダービー3着のアスクビクターモア、神戸新聞杯で後続に3馬身半差をつけて圧勝したジャスティンパレスなどが出走を予定しています。

昨年と同じく京都競馬場改修工事の影響で阪神競馬場での開催となります。阪神開催は昨年のみであり、阪神芝3000mで行われる阪神大賞典、古都ステークス(3勝クラス)のデータを含めた血統傾向から狙える馬をご紹介します。

○菊花賞、阪神大賞典、古都Sの好走馬血統傾向

2017年以降のデータ
※出走年:馬名、父、母父

【傾向1】勝ち馬は父芝2400m以上を制したサンデー系、母父ノーザンダンサー系

勝ち馬のデータ
菊花賞
2021年:タイトルホルダー ドゥラメンテ Motivator

阪神大賞典
2022年:ディープボンド キズナ キングヘイロー
2021年:ディープボンド キズナ キングヘイロー
2020年:ユーキャンスマイル キングカメハメハ ダンスインザダーク
2019年:シャケトラ マンハッタンカフェ シングスピール
2018年:レインボーライン ステイゴールド フレンチデピュティ
2017年:サトノダイヤモンド ディープインパクト Orpen

古都S
2021年:メロディーレーン オルフェーヴル Motivator

クラシックディスタンス以上に強いサンデー系と持久力の高いノーザンダンサー系の持久力を合わせた馬が好相性と言えます。サンデー系ではない勝ち馬は2頭いますが、どちらもダービーを制したキングカメハメハ、ドゥラメンテです。

【傾向2】リピーター、兄弟、血統の組み合わせが近い馬

過去にはゴールドシップが阪神大賞典を3連覇したことがあり、阪神大賞典はリピーターが多いレースです。近年ですとディープボンド、ユーキャンスマイルが該当します。
菊花賞は生涯1度のレースですので、リピーターは存在しませんが、上記のことから、芝3000mの重賞で好走した兄弟や父・母父がいることや血統の組み合わせが近い馬が好走する可能性が推察されます。

昨年2、3着は2頭とも父エピファネイア、母父ディープインパクトで、どちらも菊花賞馬です。勝ったタイトルホルダーは菊花賞後ではありますが、半姉メロディーレーンが古都Sを勝利しています。

【傾向3】トニービン内包馬

ハーツクライ産駒、母父トニービンといったトニービン内包馬が好走しています。傾向1と同様、持久力の高い馬が好走すると考えます。

○菊花賞の血統傾向から狙える馬

シホノスペランツァ

父ブラックタイドは菊花賞馬キタサンブラックの父でもあり、ディープインパクトの全兄です。母は長距離の育成が得意だったメジロ牧場の生産で、母の半弟に菊花賞2着に入ったサトノノブレスがいます。母父はエピファネイアの父であるシンボリクリスエス、母母父はトニービンであり、上記【傾向2、3】に該当しています。前走小倉芝2600mで行われた1勝クラスでは後方からレースを進め、3コーナーあたりから追い上げを開始し、直線では力強く脚を伸ばして、後続に3馬身2分の1の差をつけて圧勝しました。前々走から800mの距離延長で力を発揮させました。今回もさらなる距離延長で、上積みが見込まれます。

ジャスティンパレス

父ディープインパクト、母父Royal Anthem(大系統ノーザンダンサー系)です。半兄には阪神大賞典2着の他、ステイヤーズステークス2着、天皇賞(春)5着と長距離重賞で実績を残しているアイアンバローズがいます。【傾向1、2】に該当します。前走神戸新聞杯は圧勝劇を演じました。先行策を取り、直線では上がり3ハロン2位の脚で後続を突き離して3馬身2分の1差をつけて勝利しました。2歳時にはホープフルステークスで2着入った実績馬。前走勝利の勢いで最後のクラシック1冠を狙います。

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