【エリザベス女王杯2022】血統傾向から狙える馬

競馬予想

2022年11月13日(日)、阪神競馬場11Rにてエリザベス女王杯(G1・芝2200m)が行われます。

【馬の紹介】
2020年に牝馬三冠を達成したデアリングタクト、秋華賞でG1初勝利を飾ったスタニングローズ、秋華賞2着、オークス(G1)3着と牝馬クラシックで善戦したナミュール、11年ぶりに海外から参戦のマジカルラグーンなど、現役牝馬の頂点を決める1戦に18頭が出走します。

京都競馬場改修工事の影響で、3年連続での阪神競馬場開催となります。京都開催ではリピーターが多い傾向がありましたが、この傾向は引き継がれているようです。2019年1着ラッキーライラック、3着ラヴズオンリーユーが2020年阪神開催となっても同じ着順に入りました。同じ非根幹距離で行われることが要因と言えるでしょう。

過去10年間における1番人気の成績は、(1-3-2-4)と勝ちきれていません。三連単の最高配当は昨年の3,393,960円、平均配当は393,914円です。昨年の大波乱の結果が平均配当を引き上げましたが、人気馬同士で決着することは少なく、波乱傾向にあるレースです。

この記事では、エリザベス女王杯の過去10年の血統傾向から狙える馬がご紹介します。

○エリザベス女王杯の好走馬血統傾向

※過去10年間のデータ

【傾向1】ディープインパクト系が優位

ディープインパクト系は3勝、2着4回、3着6回と10年中9年で1頭以上馬券圏内に入っています。特に母父が大系統ノーザンダンサー系の馬が8回馬券圏内に来ています。

【傾向2】父もしくは母父ロベルト系が人気薄でも激走

2012年はブライアンズタイム産駒のレインボーダリアが7番人気で優勝し、昨年はエピファネイア産駒のクラヴェルが9番人気3着でした。また、2021年10番人気で勝利したアカイイト、2016年12番人気2着のシングウィズジョイは母父シンボリクリスエスでした。上位人気ではありましたが、母父グラスワンダーのメイショウマンボやデータ対象外の2010、2011年に海外から参戦した父Intikhabのスノーフェアリーが連覇しています。

【傾向3】父、母父が同じ組み合わせの馬に注目

2014年1着、2013年2着に入ったラキシス、2020年・2021年に3着に入ったラヴズオンリーユーは母父がStorm Cat。昨年の1、2着馬は父ディープインパクト、母父Storm Catのキズナ産駒。ラキシス、ラヴズオンリーユーと同じ組み合わせでした。馬券圏外だが、昨年11番人気で4着に入ったソフトフルートは父ディープインパクト、母父Kingmamboで2012年のピクシープリンセスド同じ組み合わせです。また、2015年に勝利したマリアライトは母父Kingmambo系。リピーターが多いレースであり、好走馬に近い血統構成の馬は狙い目です。

PR

○エリザベス女王杯の血統傾向から狙える馬

アカイイト

父キズナ、母父シンボリクリスエスで、【傾向1、2、3】に該当します。昨年の勝ち馬ですので、同コースに向いているのは言うまでもありません。前走・府中牝馬ステークス(G2)は休み明けの1戦で馬体重がプラス16kgでした。出遅れて後方からレースを進め、直線では伸びを欠いて10着に敗れました。昨年も同様のローテーションで叩き台の1戦と考えれば、見限る必要はないでしょう。昨年1~3着に入った馬は同馬のみが出走しています。再度女王の座をつく可能性は十分にあるでしょう。

デアリングタクト

父エピファネイア、母父キングカメハメハという血統で、【傾向2、3】に該当します。牝馬三冠を達成しており、実績は最上位ですが、前走の敗退で人気が分散する可能性があると考えます。オールカマーの敗因はトラックバイアス。内枠・先行有利な展開の中、後方から大外を回して6着という結果でした。同コースは前々走の宝塚記念(G1)3着と結果を残しています。復権を狙う同馬にとって絶好の舞台と言えます。

イズジョーノキセキ

父エピファネイア、母父キングカメハメハでデアリングタクトと同じ組み合わせです。こちらは2連勝中で勝ち切る力を持っています。昨年は3勝クラスの身でありながら、5着に好走しています。岩田康誠騎手が騎乗停止の為、C.ルメール騎手に乗り替わります。ルメール騎手の手腕にも注目です。

○まとめ

昨年は1~3番人気が着外に敗れ、大波乱の結果となりました。人気馬の取捨、非根幹距離への適応力が予想のカギを握ります。上記の傾向が判断材料になると考えます。

今週の勝負レースの予想は

こちらのバナーからお受け取り手続きを

navi-um

コメント

タイトルとURLをコピーしました