2023年1月15日(日)、中京競馬場11Rにて日経新春杯(G2・芝2200m)が行われます。
前走・ジャパンカップ(G1)で3着に入ったヴェルトライゼンデ、オールカマー(G2)2着のロバートソンキー、青葉賞(G2)を制したプラダリア、芝2200mの京都記念(G2)を勝利したいアフリカンゴールドら14頭が出走を予定しています。
京都競馬場改修工事の影響で2021年から中京競馬場で開催されています。昨年は1.8倍の断然人気となったステラヴェローチェが敗れ、2年前には三連単961,790円と大波乱の決着となりました。一筋縄ではいかない難解なハンデ戦です。
この記事では、日経新春杯の血統傾向から狙える馬がご紹介します。
○日経新春杯の好走馬血統傾向
※中京競馬場で行われた過去2年間のデータ
【傾向1】持続力に長けたロベルト系の血脈が優位
2年前はロベルト系のタニノギムレットの血を持つミスマンマミーアとクラージュゲリエが2・3着に好走しました。昨年は2着のステラヴェローチェがロベルトを内包していました。中京芝2200mは4コーナー付近にスタート地点があり、急坂を2回かけ上がります。また、3コーナーから4コーナーにスパイラルカーブが待ち受けており、スピードが減速しやすいコース形態です。その為、スピードの持続力に長けた血脈が好走しやすくなっています。
【傾向2】昨年はディープインパクト内包馬が1〜4着までを独占
昨年はディープインパクト産駒のヨ—ホーレイクが1着、母父ディープインパクトのステラヴェローチェ、ディープインパクトの仔であるキズナの産駒ヤシャマルが2、3着と上位を独占しました。ディープインパクト産駒はハンデ重賞で活躍馬を多数輩出しています。ここでもその傾向が出ている形です。
○日経新春杯の血統傾向から狙える馬
【9番人気想定】イクスプロ—ジョン
父オルフェーヴル、母父シンボリクリスエスという血統です。牝系からはフサイチコンコルドやアンライバルド、ヴィクトリーなどクラシック勝ち馬を輩出しています。母父がロベルト系で【傾向1】に該当します。2年前にはオルフェーヴルの産駒のショウリュウイクゾが同競走を制しています。直近2走は芝2000m戦で着外に敗れていますが、非根幹距離で(3-2-2-4)と良績を挙げており、芝2200mに替わるのは好材料と言えます。
【4番人気想定】ヤマニンゼスト
父はシンボリクリスエス、母父はディープインパクトという血統です。【傾向1、2】に該当します。同コースで行われた神戸新聞杯では、2勝クラスの身で挑んだこともあり12番人気の低評価でした。レースは後方から進めて脚をため、直線では力強く末脚を伸ばして2着に激走した。斤量はその時より1kg軽い55kgで出走できることも魅力です。先週37年連続重賞勝利を飾った武豊騎手が騎乗する予定で、レジェンドジョッキーのレース運びにも注目です。
【まとめ】
・ロベルト内包馬が活躍
・昨年はディープインパクト内包馬が上位独占
この記事が皆様の予想の参考になれば幸いです。
今週の勝負レースの予想は
こちらのバナーからお受け取り手続きを
コメント