【AJCC2023】血統傾向から狙える馬

競馬予想

2023年1月22日(日)、中山競馬場11Rにてアメリカジョッキークラブカップ(G2・芝2200m)が行われます。

セントライト記念(G2)を制したガイアフォース、未勝利戦から4連勝でオープンクラスまで駆け上がったエピファニー、2年前のオークス(G1)馬ユーバーレーベン、エプソムカップ(G3)の覇者ノースブリッジら14頭が出走を予定しています。

昨年は三連単720,760円と大波乱の決着となりました。堅く収まる年もあり、人気馬の取捨が予想のポイントになるでしょう。今年の1番人気想定はガイアフォースです。C.ルメール騎手に乗り替わることも人気の要因と考えます。菊花賞(G1)でも1番人気に支持されており、今後の活躍に期待が集まっていると言えます。

この記事では、AJCCの血統傾向から狙える馬がご紹介します。

○AJCCの好走馬血統傾向

【傾向1】父、母父にディープインパクトを持つ馬が好走

人気の有無にかかわらず、好走馬を出しているディープインパクトの血脈。ダノンバラード、ディサイファが勝利を収めていますが、近年では母父ディープインパクトのアリストテレスが2021年に勝利し、ラストドラフトが2020年、2021年と2年連続で3着に入りました。母父としても活躍馬を輩出しています。

【傾向2】父欧州型もしくはステイゴールド系が活躍

冬の長距離戦だけあって、時計がかかりやすい馬場となり、スタミナが要求されるレースです。直近3年間は、1から3着まで上記の組み合わせで決着しました。ステイゴールドは凱旋門賞で2着に入ったオルフェーヴル、ナカヤマフェスタの父であり、タフな馬場が優位に働く種牡馬と言えます。

○AJCCの血統傾向から狙える馬

【2番人気想定】エピファニー

父エピファネイア、母父ディープインパクト、近親にオークス・秋華賞の牝馬2冠を制したミッキークイーンがいる血統です。【傾向1、2】に該当します。キャリア全てで芝1800m戦に出走しており、今回は初めての芝2200mになります。父・母父の組み合わせからはアリストテレス、オーソクレース、ディヴァインラヴと菊花賞で馬券になった馬が3頭出ています。血統面から距離は克服できると考えます。アリストテレスといディヴァインラヴは条件戦を勝ち上がって、いきなりG1で好走しています。上位クラスでの昇級初戦は狙い目の血統です。中山コースは2戦2勝。2戦とも4コーナーで外から先頭に並びかけて差し切る競馬できているだけにコース適正も十分です。連勝の勢いで重賞奪取なるか注目です。

【6番人気想定】エヒト

父ルーラーシップ、母父ディープインパクトという血統です。【傾向1、2】に該当します。昨年末から重賞で好走馬を多数輩出している組み合わせです。朝日杯フューチュリティステークス(G1)を制したドルチェモアを筆頭に、ホープフルステークス(G1)3着のキングズレイン、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)3着のドゥアイズといった今年の3歳世代でG1クラスでの活躍が目立っています。同馬もチャレンジカップ(G3)で3着に好走し、この勢いに乗っています。長く良い脚が使える馬で、最も印象的だったのが福島記念(G3)です。大外16番枠から中団でレースを進め、4コーナーで進出を開始し、楽に先頭に並びかけると、直線で一気に後続を突き離して2馬身半差をつけて快勝しました。切れる脚はない為、長い直線の新潟記念(G3)では惨敗しましたが、前走チャレンジC(G3)は内回りの阪神芝2000mが優位に働いて3着に入りました。昨年は7着に敗れていますが、重賞を勝って成長を遂げた今年は雪辱果たしたいところでしょう。

【まとめ】

・父、母父にディープインパクトを持つ馬が好走
・父欧州型もしくはステイゴールド系が活躍

この記事が皆様の予想の参考になれば幸いです。

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