【スプリングS2023】人気薄の父ロベルト系に妙味あり!シルトホルンの激走?

シルトホルン 競馬予想

2023年3月19日(日)、中山競馬場11Rにてスプリングステークス(G2・芝1800m)が行われます。

デイリー杯2歳ステークス(G2)の覇者オールパルフェ、京成杯(G3)3着のセブンマジシャン、2戦2勝のベラジオオペラ、フリージア賞(1勝クラス)を好タイムで逃げ切り勝ちしたホウオウビスケッツら16頭が出走を予定しています。

過去10年間で1番人気は(2-4-2-2)、三連単最低配当は2018年の7,440円、最高配当は2019年の235,870円です。複勝率は80%と好成績を挙げていますが、勝利したのは、朝日杯フューチュリティステークス(G1)を勝利したロゴタイプと同じく朝日杯FS2着のスティルヴィオとG1実績馬の2頭のみでした。今年はG1で2着以内に入った馬は不在。今年の1番人気馬はデータを覆して勝利できるでしょうか。

この記事では、スプリングSの血統傾向から狙える馬がご紹介します。

シルトホルン【12番人気想定】

父スクリーンヒーロー、母父Langfuhr(ダンジグ系)という血統です。過去10年間で父ロベルト系は昨年3着のサトノヘリオス1頭のみですが、昨年のスプリングステークス以降、フラワーカップ(G3)・中山記念(G2)・中山牝馬ステークス(G3)と中山芝1800mの重賞での父ロベルト系は(0-1-2-6)の成績を挙げています。勝ち馬は出ていないものの、全てのレースで掲示板に入っています。馬券に入った3頭は全て6番人気以下で、人気薄の馬に妙味があります。今年のスクリーンヒーロー産駒の重賞成績は(2-1-0-2)と出走数は少ないのですが、優秀な成績を残しており、ここでも軽視は禁物です。

前走は2月19日に行われた東京芝1600mの3歳1勝クラスに出走。五分のスタートを決めたが無理に前に行かず、内ラチ沿いの5番手でレースを進めます。直線に入ると残り200m付近で内に斜行し、立て直してからはしっかりと脚を伸ばし、4着に入線しました。ロスがなければ、2着までは入れたでしょう。勝利したノッキングポイントは1分32秒9のタイムを記録。これは現3歳世代の芝1600m最速タイムでした。シルトホルンは0秒3差と大きく離されておらず、速い流れを経験し、上位争いできたことは今回優位に働くと考えます。

初勝利は4走前の東京芝1800m戦でした。2番手から最後は余裕の手応えで後続に6馬身差をつける圧勝劇を演じています。芝1800mへの距離延長も魅力です。

鞍上は菅原明良騎手を予定しています。今開催の中山では、中山記念(G2)で8番人気のラーグルフと、オーシャンステークス(G3)では15番人気のディヴィナシオンを2着に導いています。2頭ともテン乗りで馬の能力を引き出し、結果を残しました。シルトホルンも今回が初騎乗となります。能力を開花させて好成績を残せるか注目です。

アイスグリーン【5番人気想定】

父モーリス、母父スペシャルウィークという血統です。半姉には芝1800mの福島牝馬ステークス(G3)を制したディアンドル(父ルーラーシップ)がいます。シルトホルン同様、父がロベルト系。モーリスは現在3週連続、重賞で産駒が馬券圏内に好走しています。昨年の同競走は父が非サンデーサイレンス系、母父がサンデーサイレンス系の血統の馬が1~5着を独占しました。切れ味よりもスピードの持続力に長けた血統が強いと推察されます。

アイスグリーンは前走・あすなろ賞(1勝クラス)に出走。中団に待機し、残り800m地点からスパートをかけ、先頭に並ぶと後ろから強襲したブレイブロッカーを退けて勝利を収めました。長く良い脚が使える同馬は、中山でも好走できる素質があると言えるでしょう。

【まとめ】

・父ロベルト系の勢いに注目
・昨年は父・非サンデー系、母父・サンデー系が1~5着を独占

ストライキによる週末競馬の開催が中止されないよう願うばかりです。

この記事が皆様の予想の参考になれば幸いです。

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