【高松宮記念2023】フォーティナイナー系のウインマーベルに注目

ウインマーベル 競馬予想

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2023年3月26日(日)、中京競馬場11Rにて高松宮記念(G1・芝1200m)が行われます。

前哨戦のシルクロードステークス(G3)を制したナムラクレア、現役最多のJRA重賞6勝を挙げているメイケイエール、4連勝で阪急杯(G3)を勝利したアグリ、2021年のスプリンターズステークス(G1)の覇者ら18頭が出走を予定しています。

過去10年間で1番人気は(2-1-2-5)、三連単最低配当は2016年の6,690円、最高配当は2019年の4,497,470円です。1番人気の複勝率は50%と絶対的な信頼度はありません。大波乱の結果になる年もあり、人気薄を狙っていきたいレースです。

この記事では、高松宮記念の血統傾向から狙える馬がご紹介します。

ウインマーベル【5番人気想定

過去10年で馬券圏内に入った30頭の内、父が大系統Mr. Prospectorの産駒が13頭を占めています。Mr. Prospectorの高いスピード能力が発揮されやすいレースです。父アイルハヴアナザーはフォーティナイナー系の種牡馬。これまでに父フォーティナイナー系はセイウンコウセイ、ファインニードル、レッドファルクス、ハクサンムーンが馬券圏内に好走しています。アイルハヴアナザーは現役時代、アメリカクラシック2冠を達成しており、ダートの本場アメリカで活躍しました。昨年勝利したナランフレグの父は国内のダートG1 馬であるゴールドアリュール。他にも父が米国系のモズスーパーフレアやミスターメロディが勝利しており、ダート適正の高い血統が好成績を残しています。

同馬は昨年5月に中京芝1200m戦で行われた葵ステークス(G3)で重賞初制覇を果たしました。スプリンターズSでは3歳馬ながら2着に好走しています。前走・シルクロードSは15頭立ての14番枠からの出走。7着に敗れましたが、斤量59kg、出遅れ、内が有利な馬場状態の中で外々をまわる形になったことなどが敗因として挙げられます。今回は定量となり、五分にスタートを決められれば、上位争いは必至です。好枠を引くことが望まれます。

ファストフォース【11番人気想定】

父はロードカナロア、母父はサクラバクシンオーで両馬ともスプリントG1勝ち馬という血統です。昨年17番人気3着と大波乱の立役者となったキルロードと父・母父は同じ組み合わせです。ファストフォースも昨年出走しており、不利な外枠から9着に敗れましたが、勝ち馬とは0秒3差と大崩れしていません。その後、中京スプリント戦では、セントウルステークス(G2)とシルクロードSで2着に入っており、相性の良さを見せています。こちらも枠順次第で昨年からの巻き返しは十分にあると考えます。

【まとめ】

・複数の活躍馬を輩出している父・フォーティナイナー系。同系で唯一出走するウインマーベルに注目
・中京スプリント重賞での実績があり、昨年3着馬と父・母父が同じファストフォースの激走に期待

この記事が皆様の予想の参考になれば幸いです。

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