2023年7月30日(日)、札幌競馬場11Rにてクイーンステークス(G3・芝1800m)が行われます。
JRAの発表によると、オークス(G1)で15番人気3着と激走したドゥーラ、ディープインパクト産駒・最終世代の重賞勝ち馬ライトクオンタム、前走・函館記念(G3)2着のルビーカサブランカ、同競走にて2年連続で馬券圏内に好走しているサトノセシルら14頭が出走登録しています。
過去10年間で1番人気は(3-3-2-2)、三連単最低配当は2018年の6,560円、最高配当は2016年の397,120円です。1番人気は複勝率80%と信頼度は高く、馬券の軸には最適です。
今年の1番人気はドゥーラが想定されています。
昨年同コースで行われた札幌2歳ステークス(G3)を勝利。
コース実績のほか、52kgの斤量と前走のオークス3着で人気を集めることが予想されます。
過去10年間において、3歳馬が馬券圏内にはいったのは、2017年に勝利したアエロリット(NHKマイルカップ勝利後)の1頭のみです。
3歳馬にとっては不遇のレース。結果を残すことができるでしょうか。
この記事では、クイーンSの血統傾向から狙える馬がご紹介します。
◎血統傾向から狙える馬
ウインピクシス【11番人気想定】
父ゴールドシップ、母父ロージズインメイという血統です。
近5年間の血統傾向ははっきりしていて、父サンデーサイレンス系、もしくは父ノーザンダンサー系が3着以内に入っています。
父ゴールドシップはサンデーサイレンス系で、同コースでは複勝率38%と高水準で、2019年の札幌2歳Sでは、産駒のブラックホールとサトノゴールドがワンツーフィニッシュしています。
また、Danzig内包馬も優秀で、2022年、2021年に連覇したテルツェットと3・2着したサトノセシルはどちらもDanzigを内包していました。
洋芝の札幌競馬場で、タフな馬場に強いDanzigの血が騒いだと言えるでしょう。
ウインピクシスは母系にDanzigを内包しています。洋芝は初めてですが、血統傾向から能力を開花させる可能性は十分にあるでしょう。
オープン昇級後2走は枠や馬場傾向に屈した形でした。
逃げ・先行脚質の同馬。スタート能力は高くありませんが、テンの速さは素晴らしいものがあります。
そのため、内枠に入れば難なくハナを奪うことができると考えます。
しかし、近2走は外枠から脚を使わされることになり、前走はハナを他馬に譲りました。
今回は開幕週の札幌競馬場で、先行有利な馬場状態になると予想しています。
内枠に入ることができれば、ウインピクシスの利用する逃げの競馬で、押し切り勝ちも可能でしょう。
横山武史騎手への乗り替わりも好材料。
昇級3戦目で変わり身を見せて、あっと言わせる結果を期待します。
この記事が予想の参考になれば幸いです。
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