【関屋記念2023】父ディープインパクト系と母父ロベルト系の牝馬に期待

ララクリスティーヌz 競馬予想

2023年8月13日(日)、新潟競馬場11Rにて関屋記念(G3・芝1600m)が行われます。

JRAの発表によると、前走・中京記念(G3)2着のディヴィーナ、今年の京都牝馬ステークス(G3)を制したララクリスティーヌ、2021年の関屋記念の覇者ロータスランド、初の芝挑戦となるサウジダービー(G3)3着の実績を持つコンシリエーレら17頭が出走を予定しています。

過去10年間で1番人気は(3-2-3-2)の成績。
三連単最低配当は2013年の17,110円、最高配当は2017年の131,710円でした。

1番人気は複勝率80%と安定した成績を残しており、信頼度は高いと言えます。
今年の1番人気想定は昨年の同レースで13着に敗れたディヴィーナ。
ヴィクトリアマイル(G1)を2連覇したヴィルシーナの仔で、近走ヴィクトリアマイル4着、中京記念2着と重賞戦線で活躍しています。
ここ2戦は末脚を活かす競馬を見せており、新潟の長い直線でその特性が活かされれば、好走必至です。
良血馬が昨年の雪辱を果たし、初の重賞タイトル獲得なるか注目です。

この記事では、関屋記念の血統傾向から狙える馬がご紹介します。

◎血統傾向から狙える馬

ララクリスティーヌ【2番人気想定】

父はミッキーアイル、母父タニノギムレットという血統です。
父のミッキーアイルはディープインパクト系の種牡馬で、母父ロックオブジブラルタルはDanzig系。
ディープインパクト×Danzigと言えば、2018年に同レースを勝利したプリモシーンも同じ組み合わせでした。
ディープインパクトは同レースとの相性が良く、過去3勝を挙げています。
2018年には1~3着までをディープインパクト産駒が独占しました。
ディープインパクト系では、キズナ産駒のソングラインが2021年に3着と結果を残しており、今後も出走頭数が増えれば、好走馬も増えてくると考えています。

母父タニノギムレットはロベルト系の種牡馬。
直近2年間は父ロベルト系の産駒が連勝しているほか、父か母父がロベルト系の馬が4年連続で馬券圏内(5頭)に入っています。
この5頭は中団よりも前で競馬をしていました。
持続力が必要な馬場であったことも、ロベルト系の血脈が好結果をもたらした要因と言えるでしょう。

ララクリスティーヌは先行力、持続力に長けた馬。
関屋記念は先行馬有利なレースになりやすく、2022年、2021年は馬券圏内に入った6頭全てが4コーナーで中団より前に位置していました。
また、2020年以降の勝ち時計は1分32秒後半から1分33秒前半と速い馬場になりにくく、同馬のこれまでの脚質、走破タイムから好走しやすいレースと推察されます。

前走のヴィクトリアマイルは好位からレースを進めるも、直線で脚がなくなって14着と大敗しました。
初のG1で相手が強化されたことも敗因の一つですが、鞍上の菅原明良騎手はレース後に「ペースが上がった時に気持ちが切れて、いつもの脚が使えなかった。馬場もパンパンの方がいい。」とコメントを残しています。
良馬場発表でしたが、雨が降る中でのレースでしたので、同馬にとって走りにくい馬場状態だったのでしょう。

週末の新潟の天気は晴れの予報(8月11日現在)。
パンパンの良馬場で挑むことができれば、血統・実績面からララクリスティーヌが先行押切りを見せてくれると考えています。
ララクリスティーヌの重賞2勝目に期待します。

この記事が予想の参考になれば幸いです。

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