【キーランドC2023】昨年の雪辱を狙うノーザンテースト内包馬に注目

トウシンマカオ 競馬予想

2023年8月27日(日)、札幌競馬場11Rにてキーンランドカップ(G3・芝1200m)が行われます。

JRAの発表によると、今年の高松宮記念(G1)2着のナムラクレア、前走・函館スプリントステークス(G3)で重賞初勝利を飾ったキミワクイーン、現在洋芝で2連勝中のシュヴァルツカイザー、昨年の2着馬ウインマーベルら16頭が出走登録しています。

過去9年間(函館開催の2013年は除外)で1番人気は(2-2-1-4)、三連単最低配当は2019年の4,480円、最高配当は2014年の370,520円です。
直近3年間は1番人気が馬券圏外に敗れており、1番人気の取捨が予想のポイントと言えます。

今年の1番人気想定はナムラクレア。
スプリント戦は(4-1-1-1)で、全て掲示板内に入っています。
高松宮記念2着の実績はメンバー中随一で、昨年の函館スプリントSの勝利した経験もあり、洋芝適性もあります。
一番人気の低迷ぶりを払拭する走りを見せてくれるでしょうか。

この記事では、キーンランドCの血統傾向から狙える馬がご紹介します。

◎血統傾向から狙える馬

トウシンマカオ【6番人気想定】

昨年の予想でも取り上げましたが、キーンランドCは父欧州型やノーザンテーストを内包している馬が好走するレースです。
昨年の1着は父タートルボウル(欧州型ノーザンダンサー系)のヴェントヴォーチェでした。
3着のヴァトレニも父欧州型(グラスワンダー)で、タフな馬場に強い血脈が結果を残しました。

トウシンマカオは父ビックアーサー、母父スペシャルウィークという血統です。
父型にノーザンテーストを内包しており、前走・函館スプリントSで3着に入っており洋芝でも対応できるタフさを持ち合わせていることを証明しています。

昨年も同競走に出走し、4着に敗れましたが、レースは特殊なものでした。
内の馬場が悪化していたことから、4コーナーで大きく膨れて、外を通る馬が多数いましたが、1~3着は距離ロスの少ない進路を通った3頭でした。
そんな中、大外枠から外々を通って4着に入ったのがトウシンマカオだったのです。

一番長い距離を走り、最後は良い脚で伸びてきました。
通った進路を考えれば、最も強い競馬をしたと言えます。

今年は年明け2戦で馬券圏外に敗れていますが、外枠不利な中京芝1200mで15・14番枠に入り、枠に泣かされた敗戦でした。
前走・函館スプリントSは、トップハンデの58kgで出走。
1番枠から好位につけましたが、道中テイエムトッキュウが後退したあおりを受けてポジションを大きく下げました。
直線では着実に脚を伸ばしましたが、不利が響き3着に止まり。

今回は斤量が1kg減り、57kgで出走できます。
枠順、馬場状態に注意は必要ですが、前走の内容からスムーズな競馬できれば、上位は争いは必至です。
昨年の悔しさを晴らす勝利に期待しています。

この記事が予想の参考になれば幸いです。

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