【オールカマー2023】好相性のノーザンテースト内包馬に注目

エヒト 競馬予想

2023年9月24日(日)、中山競馬場11Rにてオールカマー(G2・芝2200m)が行われます。

JRAの発表によると、前走・天皇賞(春)(G1)での右前肢跛行による競争中止以来のレースとなるタイトルホルダー、昨年の覇者ジェラルディーナ、函館記念(G3)で初重賞制覇を果たしたローシャムパーク、同コースで行われた昨年のセントライト記念(G2)を制したガイアフォースら15頭が出走を予定しています。

この記事では、オールカマーの血統傾向から狙える馬がご紹介します。

◎血統傾向から狙える馬

エヒト【7番人気想定】

オールカマーでは、ノーザンテースト持ちが狙い目です。
過去5年の3着以内馬15頭の内、11頭がノーザンテーストを内包していました。
2022、2021年に至っては、3着以内馬全てがノーザンテースト持ちで、抜群の相性を見せています。
芝2200mの長丁場であり、ノーザンテーストのタフさが優位に働くと考察されます。

今年のノーザンテースト内包馬は以下のとおりです。
※想定人気、馬名
1番人気 タイトルホルダー
2番人気 ガイアフォース
3番人気 ローシャムパーク
4番人気 ジェラルディーナ
5番人気 ノースブリッジ
6番人気 ウインマリリン
7番人気 エヒト

1番人気から7番人気までがノーザンテースト持ち。
血統傾向からは堅い決着になってもおかしくないところですが、前走・小倉記念の勝ちっぷりが鮮やかだった7番人気想定のエヒトに注目します。

エヒトは父ルーラーシップ、母父ディープインパクトという血統です。
ルーラーシップはエアグルーヴの直仔でノーザンテーストを内包。
産駒はロバートソンキー、ダンビュライトがオールカマーに参戦し、それぞれ2、3着と少ない出走頭数で結果を残しています。
また、ルーラーシップ産駒は2週連続重賞勝利中。
加えて、ルーラーシップ×ディープインパクトは昨年末から年明けにかけて重賞戦線で好走馬が多数出ており、固め打ちする傾向があります。
先週、ローズステークス(G2)を勝利したマスクトディーヴァはルーラーシップ×ディープインパクトで、今までの傾向から同じ血統構成のエヒトも勢いに乗ると推察します。
母系はデインヒル、サドラーズウェルズ、ムトトと欧州の血がずらりと並び、こちらもタフさに長けている血統です。

前走の小倉記念では、出遅れ気味のスタートでしたが、リカバリーして前目に付けました。内ラチ沿いの経済コースを通り、直線に向くと、すんなりと先頭に躍り出ます。
後続を突き離し2馬身2分の1差をつけて快勝しました。
これまでよりも前目の競馬で結果を残し、脚質の幅を見せた形でした。

今年1月のアメリカジョッキークラブカップ(G2)では、後方から3、4コーナー中間から捲っていき、メンバー中上がり最速の脚で2着に入りました。内を通ったノースブリッジが勝利しており、負けて強しの結果でした。

ハイレベルなメンバー構成であっても、休み明け3走目、内・外の有利がどちらに転んでも対応できるアドバンテージから、エヒトを推します。

過去10年間で1番人気は(2-2-1-5)、三連単最低配当は2018年の1,640円、最高配当は2014年の255,930円です。

今年はタイトルホルダーが1番人気想定です。
前走・天皇賞(春)はまさかの競争中止で、9月21日時点の予想オッズは3.9倍と大本命とはいえない存在となっています。
しかし、今年初戦の日経賞では、8馬身差の圧勝劇を演じました。
メンバーのレベルは決して低くなく、2着ボッケリーニが鳴尾記念(G3)勝ち、3着ディアスティマが目黒記念(G2)2着、6着ヒートオンビートが目黒記念勝ちと、日経賞後に好走しています。
能力の高さは言うまでもなく、復活に期待したいところです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が皆様の予想の参考になれば幸いです。

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