【ホープフルS2022】血統傾向から狙える馬

競馬予想

2022年12月28日(水)、中山競馬場11Rにてホープフルステークス(G1・芝2000m)が行われます。

東京スポーツ杯2歳ステークス(G2)を制したガストリック、同3着から逆転を狙うハーツコンチェルト、葉牡丹賞(1勝クラス)で後続に3馬身半差をつけて快勝したミッキーカプチーノ、野路菊ステークス(OP)を勝利したファントムシーフら18頭が出走を予定しています。

2017年にG1昇格後、過去5年間で1番人気は(4-0-0-1)と昨年以外は全て勝利しています。三連単最高配当は52,380円、同平均配当は18,392円と堅い決着になる傾向があります。

この記事では、ホープフルSの過去5年の血統傾向から狙える馬がご紹介します。

○ホープフルSの好走馬血統傾向

※過去5年間のデータ

【傾向1】ロベルト内包馬が活躍

馬券圏内に入った15頭のうち5頭がロベルトを内包していました。このうちジャスティンパレス、オーソクレース、ステイフーリッシュの3頭はのちに芝3000m以上の重賞で実績を残しました。長距離でもスタミナやスピードの持続力を活かせる血統が優位と考えます。直近2年間は父ロベルト系の産駒が馬券圏内に入っています。父ロベルト系の産駒に注目です。

【傾向2】父ディープインパクト・ハーツクライ系が毎年連対

複数の産駒がダービーを制しているディープインパクト、ハーツクライですが、ここでも多数の好走歴があります。ハーツクライに関しては系譜のジャスタウェイがこれまでに2頭出走して(1-1-0-0)と結果を残しました。クラシック血統が素直に実力を発揮するレースと言えるでしょう。

○ホープフルSの血統傾向から狙える馬

【人気上位馬】ミッキーカプチーノ

父はロベルト系のエピファネイア、母父ネオユニヴァースという血統です。【傾向1】に該当します。【傾向2】には該当しませんが、2021年に同コースで行われた皐月賞を制したエフフォーリアの父もエピファネイア。さらに母父ネオユニヴァースも皐月賞を勝利しており、中山芝2000mに適したクラシック血統と言えます。前走は中山芝2000mの葉牡丹賞に出走し、ノーステッキで後続に3馬身半差をつけ快勝しています。内枠有利な馬場傾向で内を通れた利点もありました。今回は先週日曜日の競馬では、外差しが決まる傾向にあり、大外18番枠が不利になると言い切れません。前走の内容からさらなる上積みが見込まれ、最も勝利に近い一頭と考えます。

【人気薄】ドゥラエレーデ

父ドゥラメンテ、母父オルフェーヴルという血統です。【傾向1、2】に合致はしません。しかし、父ドゥラメンテは皐月賞・ダービーの2冠を達成しています。産駒は天皇賞(春)・菊花賞の長距離G1を2勝したタイトルホルダーを輩出しています。また、母父の三冠馬オルフェーヴルに加え、母の半兄には菊花賞を制したサトノダイヤモンドがいます。クラシック血統の塊と言え、スタミナも豊富です。前走・東京スポーツ杯2歳Sは4着に敗れましたが、上位3頭は全て差し馬で、先行馬の中で上位組に肉薄したのは同馬のみでした。3か月ぶりの実戦であったことを考慮すると、叩いた効果が発揮される可能性は十分にあります。

【中穴人気】セブンマジシャン

父ジャスタウェイ、母父メイショウサムソンという血統です。近親に春秋グランプリ制覇を果たしたクロノジェネシスや香港カップ(G1)を制したノームコアがいます。【傾向2】に該当します。これまで出走したジャスタウェイ産駒は母父がノーザンダンサー系でした。今年はジャスタウェイ産駒が4頭出走していますが、上記と同じ組み合わせは同馬とジュンツバメガエシの2頭です。その中でも2勝している同馬を注目馬に挙げます。同馬は前走の黄菊賞(1勝クラス)で出遅れながらも、4コーナーで徐々にポジションを上げていき、直線に入ると一気に前をとらえて差し切り勝ちを収めました。この勝ち方は中山競馬場でも優位に働くと考えます。

【まとめ】

・ロベルト内包馬が活躍
・父ディープインパクト・ハーツクライ系が毎年連対

この記事が皆様の予想の参考になれば幸いです。

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