2023年7月23日(日)、中京競馬場11Rにて中京記念(G3・芝1600m)が行われます。
JRAの発表によると、中京マイルで2戦2勝のルージュスティリア、前走・ヴィクトリアマイル(G1)で15番人気4着と好走したディヴィーナ、オーストラリア遠征からの帰国初戦となるホウオウアマゾン、昨年のNHKマイルカップの覇者ダノンスコーピオンら16頭が出走登録しています。
過去7年間(直近3年間は中京以外で開催)で1番人気は(1-0-2-4)、三連単最低配当は2019年の15,690円、最高配当は2014年の428,240円です。夏のハンデ戦で荒れるイメージはありますが、2016年~2019年までは人気が拮抗している分、3連単の配当は10万円を切る結果になりました。
今年の1番人気はルージュスティリアが想定されています。軽ハンデで川田将雅騎手が鞍上を予定しており、前走・ヴィクトリアマイルからの巻き返しを期待するファンが多くいるのでしょう。中京の実績どおり、今回は力を発揮できるでしょうか。
この記事では、中京記念の血統傾向から狙える馬がご紹介します。
◎血統傾向から狙える馬
サブライムアンセム【8番人気想定】
父ロードカナロア、母父シンボリクリスエスという血統です。ロードカナロアは中京開催で出走したのは2019年に勝利したグルーヴィット1頭のみ。久しぶりの中京開催で、ロードカナロア産駒が同レースへの適性を見せてもおかしくありません。
母父シンボリクリスエスはロベルト系。中京記念は開催8日目に行われ、タフな馬場状態になる傾向です。タイムは1分33秒台を記録することが多く、ロベルト、トニービン、ノーザンテーストなどでタフな馬場になっても力を発揮する血統に向いたレースです。
サブライムアンセムは2走前の阪神牝馬ステークスで前目に付ける競馬で2着と結果を残しました。しかし、前走のヴィクトリアマイルでは、スタートで立ち遅れ、さらに両サイドから両サイドから進路を塞がれる形となり、最後方からの競馬となりました。1~3着馬は前目もしくはインコースを通っていましたが、同馬は後方から大外を通るといる真逆のレース運びでした。メンバー中上がり3位の末脚で伸びてきましたが、勝ち馬から0秒8差の13着と良いところなく終わってしまいました。
この敗戦で人気を落とすようなら妙味ありの1頭です。スムーズなレース運びができれば、上位に食い込んでくるでしょう。
この記事が予想の参考になれば幸いです。
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