2022年8月14日(日)、小倉競馬場11Rで小倉記念(GⅢ・芝2000m)が行われます。
小倉記念は、2020年に10番人気アールスターが勝利し、2着に6番人気、3着に13番人気が入り、3連単1,374,190円の大波乱の決着となったこともありました。
今年は、牡馬相手の重賞で善戦を続けている超良血馬ジェラルディーナ、牝馬重賞で2着2回のマリアエレーナ、今年の毎日杯を制した3歳馬ピースオブエイト、前走中京記念で2年連続の2着に入ったカテドラルらが出走を予定しています。
この記事では、血統傾向から小倉記念で狙える馬をご紹介します。
過去5年間の小倉記念の血統傾向
○父、母父に大系統ノーザンダンサー系
馬券圏内に入った15頭中8頭が父、母父に大系統ノーザンダンサー系でした。持続力に優れたノーザンダンサー系が好走しやすいレースです。
・父に大系統ノーザンダンサー系
欧州型ノーザンダンサー系のタートルボウル(2018年1着トリオンフ)、ハービンジャー(2017年2着サンマルティン)
・母に大系統ノーザンダンサー系
米国型ノーザンダンサー系のクロフネ(2021年1着モズナガレボシ)、ヴァイスリージェント系(2021年3着スーパーフェザー、2020年3着アウトライアーズ、2019年2着カデナ)
欧州型ノーザンダンサー系のヴィクトリーノート(2020年2着サトノガーネット)、シングスピール(2017年1着タツゴウゲキ)
○トニービン持ち
トニービン直系のジャングルポケットや内包しているハーツクライ、ルーラーシップ産駒の他、父ディープインパクト×母父トニービンが複数回馬券に入っています。欧州型の末脚があるタイプも条件に合っています。
○父・大系統ノーザンダンサー系のマリアエレーナ
父・クロフネは大系統ノーザンダンサー系です。昨年勝利したモズナガレボシの母父と同じで、同3着のスーパーフェザーや2020年3着アウトライアーズ、2019年2着カデナが母父ヴァイスリージェント系であった。
マリアエレーナは芝2000mが【2-2-1-0】と好成績を挙げています。昨年7月の小倉芝2000mで行われた2勝クラスを勝利していて、小倉競馬場の実績もあります。鞍上はコンビ4戦目となる松山弘平騎手です。騎乗成績は【2-0-0-1】と相性が良く、松山騎手自身、小倉記念で2年連続して連対を果たしています。
○父ハーツクライ×母父クロフネのプリマヴィスタ
プリマヴィスタは父がトニービンを内包しているハーツクライ、母父はヴァイスリージェント系のクロフネです。小倉記念にピッタリの配合と言えるでしょう。2走前の中京芝2200m・三方ヶ原S(3勝クラス)では、2分9秒0の日本レコードで勝利している。
続く、目黒記念(GⅡ)は8着、七夕賞(GⅢ)は9着と敗れていますが、三方ヶ原Sで3馬身差の2着に入ったイクスプロージョンは3勝クラス、関越S(OP)を連勝しています。このことから、プリマヴィスタがOPクラスでも通用する力があってもおかしくありません。勝ち負けがはっきりした成績なので、三連単1着固定で狙いたい一頭です。
今週の勝負レースの予想は
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