2022年8月28日(日)、札幌競馬場11Rで行われるキーンランドカップの血統傾向から狙える馬をご紹介します。
昨年は3歳馬レイハリアが勝利し、2・3着には2年前の覇者エイティーンガール、2017年
に高松宮記念を制したセイウンコウセイが入りました。
実力馬2頭が馬券内に入ったにもかかわらず、三連単267,390円と波乱の結果となりました。
2017年に12番人気で1着となったエポワスのように近走不振で人気が落ち、開催後半のタフな洋芝の適正をみせ、人気以上に好走するパターンもあります。
馬場適性を見極めることがポイントとなるレースです。
過去の血統傾向からキーンランドカップの狙い馬について解説していきます。
【データ】
・父欧州型もしくはノーザンテーストを内包している馬が好走。
過去5年間でキングマンボ系のロードカナロア産駒が3回連対、他にShamardal、Raven’s Pass、ファルブラヴといった父欧州型の産駒が好走しています。
また、ノーザンテーストを内包しているダイワメジャーやステイゴールド産駒の活躍や母系にノーザンテーストを持つエイティーンガールが2年連続連対中とタフな馬場でも減速しないパワーを持つノーザンテーストの血脈が優位になっています。
・リピーターが多いレース
エイティーンガール、ダノンスマッシュ、ナックビーナスら2年連続して馬券圏内に入っています。特殊な洋芝開催であり、活躍する馬も偏りやすい傾向があります。
【狙い馬】
・オパールシャルム
父ダイワメジャー、母父はヘイロー系のタイキシャトル。ダイワメジャー×ヘイロー系の組み合わせはナックビーナスと同じです。
開幕3週目で馬場が悪化していた前走・福島テレビオープンでは、無理に逃げることなく2番手につけます。
直線に入ると、先団につけていた他馬が後退する中、減速することなく後続を振り切り勝利します。
オパールシャルム以外の先行勢は9着以下に敗れていることから、タフな馬場でも減速しない力を持っていると考えます。
札幌競馬場は初参戦ですが、函館競馬場で行われた未勝利戦では後続に0秒9差の圧勝劇を決めており、洋芝適性は高いことが推察されます。
芝1200mは【3-5-3-2】と優秀な成績で、初の重賞挑戦となる今回も見逃せない一頭です。
・サヴォワールエメ
父ダイワメジャー、母父は欧州型ノーザンダンサー系のPivotal。こちらもノーザンテーストを内包するダイワメジャーの産駒です。
前走はキーンランドカップとの相性が良いUHB賞に出走しています。レースは2番手から粘り込みをはかり3着に入ります。
昨年秋から重賞を3連戦しましたが、全て二桁着順だったこともあり、低人気になることが考えられます。
しかし、昨年夏に調子を上げて3勝クラス、オープンと連勝した実績があり、今年も2走前5着、前走3着と調子は上向きです。人気以上の成績を期待できます。
先週の札幌競馬場は先行馬有利な馬場傾向でした。
開催がすすみ、馬場が悪化してきていますので、タフな馬場への適応力や当日の馬場傾向は予想の重要なファクターになります。
今回挙げた2頭はどちらも先行力の高い馬ですので、先週の傾向が続けばさらに期待できます。
今週の勝負レースの予想は
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